バイオ シー テンプ(Bio-C Temp)

バイオ シー テンプ(Bio-C Temp)の優れた5つの特徴

  1. プレミックス    根管充填に適したプレミックスペースト。
    練和の必要が無いので手間もなく、材料のロスも軽減できます。
  2. 高い抗菌性    pH 11 ~ 13 の強アルカリ性を維持ので抗菌性が期待できます。
  3. X線不透過性    タングステンカルシウムを配合。充填後の予後観察はもちろんのこと、ビスマスを含まないので耐変色性にも優れています。
  4. 優れた生体親和性
  5. 除去が容易    チェアタイムの削減に繋がります。
bio-c-temp1
Bio-C Temp

仕様

X線造影性 7mm Al 以上
pH 11 - 13
ちょう度・フロー 約21.5mm
パーティカルサイズ ≦ 2μm

CLINICAL CASE 1

Bio-C Temp Case1-1

付属のエンドチップ T を用いて根管内に バイオ シー テンプ (Bio-C Temp) を挿入。

Bio-C Temp Case1-2

貼薬を行い、滅菌精製水を用いて除去。

Bio-C Temp Case1-3

バイオ シー シーラー (Bio-C Sealer) を用いて最終の根管充填。

Clinical Case 2

Bio-C Temp case2-1

チップから本材が押し出されることを確認し、仮充填を行う。

Bio-C Temp case2-2

全 て の 根 管 を バ イ オ シ ー テ ン プ (Bio-C Temp) を用いて仮充填。
※根尖口外への意図的な押し出し禁止

Bio-C Temp case2-3

X 線でバイオ シー テンプ (Bio-C Temp) の仮充填を確認。(X 線造影性: 7mm 相当)

Bio-C Temp case3-1

10 日後のバイオ シー テンプ (Bio-C Temp)。 貼薬時に流動性が変化し、除去を容易に行える。

Bio-C Temp case3-2

スケーラーを用いて根管内のバイオ シー テンプ (Bio-C Temp) を除去。 (エンド用の先端が細いチップを使用)

Bio-C Temp case3-3

バイオ シー シーラー(Bio-C Sealer) で最終 根充し、確認。(X 線造影性:8-9mm 相当)

根管からの除去
Removeability Evidence

Bio-C Temp case6-1

術前: μ CT による歯の観察。根尖部は遠心に湾曲している。

Bio-C Temp case6-2

充填時: μ CT による充填の確認。湾曲した 根尖部に本製品の充填を認める。
流動性が良いため、細い根管の貼薬も容易。

Bio-C Temp case6-3

除去後: μ CT による本製品の除去の確認。 根管洗浄器 (プレシジョン Ultra X) により本製品の除去を確認した。

生体適合性
Biocompatability Evidence (大阪歯科大学 口腔病理学講座提供)

Bio-C Temp case7-1

共焦点走査型レーザー顕微鏡による観察。
本製品の周囲にヒト歯根膜線維芽細胞の生存を認める。

Bio-C Temp case7-2

術後28日の根尖部歯周組織 (H-E 染色病理組織像:低倍)。根尖部歯周組織に炎症所見を認めない。

Bio-C Temp case7-3

術後28日の根尖部歯周組織 (H-E 染色病理組織像:高倍)。根尖孔がセメント質様硬組織で閉鎖され、この部分に新たに歯槽骨と連続する結合組織の増生を認める。